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睡眠薬の使用前に
睡眠時間にこだわっていませんか?
必要な睡眠時間には個人差があり、長く眠ろうと思ってもそれだけ眠れるわけではありません。また日中の活動に特に問題がなければ8時間睡眠にこだわる必要はありません。

夜の睡眠を妨げる習慣がありませんか?
コーヒー、タバコは不眠の原因となります。寝る前の飲酒は睡眠を浅くします。長時間の昼寝は避け、午後3時までに30分以内にしましょう。熱い風呂に入ると体が目覚めてしまうので、就床直前の入浴はぬるめの湯にしましょう。

眠れないから睡眠薬?
眠れないのは隠れた病気などのためということがあります。この場合、睡眠薬がかえってよくない場合もありますので、医師によく相談しましょう。
イラスト

睡眠薬の正しい使用のために
睡眠薬は正しく使えば安全です。
「癖になる」「重大な害がある」「飲み続けると痴呆になる」ということはありません。医師の指示を守って正しく服用しましょう。

睡眠薬を処方されたら
イラスト 1. お酒と一緒に服用すると、アルコールとお薬の両方の効果が強まりますので、絶対に避けてください。
2. 自然な睡眠のリズムに沿って、適切な時刻に服用してください。
3. 空腹時はお薬の吸収が悪くなるので、夕飯は普通に食べてください。他の病気で別のお薬を飲んでいる時は、必ず主治医に伝えてください。
4. 医師と相談し、服用後は早く床に入ってください。お薬は服用後15〜60分で効果が出始めます。
5. たくさんの種類のお薬の中からあなたにあったものを見つけるため、効果が無かったり、副作用があったときにはすぐに主治医に申し出てください。
6. 自分の判断でお薬を調節すると効果が得られないことがありますので、医師の指示を守りましょう。また、法律によって禁止されていますので、睡眠薬は他人にあげたりしないでください。

睡眠薬をやめるとき
現在使われているお薬は正しく使えば、長期間飲み続けても安全です。なるべく早くやめようと無理をするのではなく、主治医と相談し、眠れる自信がついてから、お薬を少しずつ減らしていくことが大切です。

監修: 国立精神・神経センター精神保健研究所 精神生理部 部長 内山 真先生
出典: 睡眠障害の対応と治療ガイドライン(内山 真編 株式会社じほう 2002)

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