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高齢者に多くみられる睡眠障害
睡眠の不規則化 ―夜中の異常行動にもつながります
高齢者では、「睡眠」と「覚醒」のリズムのメリハリが小さくなっていますので、夜ぐっすり眠れなかったり、昼寝が多くなったりします。外出の機会が減って日中に浴びる太陽の光の量が減ったり、人との接触など外からの刺激も減り、生体リズムが正常にはたらかなくなることが睡眠の不規則化につながります。
また、脳に障害がある場合など、体内時計そのものの機能が低下している場合も睡眠の不規則化がおこります。睡眠の不規則化がひどくなると、夜中にごそごそと異常行動をとってしまったり、目覚めた状態を維持できずに寝ぼけたようになる「せん妄」という病気が引きおこされたりすることがあります。

しかし、これは痴呆ではありません。日中に体を動かしたり、人と会って話したり活動的な生活をすると、心身ともに心地よい疲れが得られて、深い睡眠が得られるようになります。睡眠と覚醒のメリハリがついて、これらの症状も解消します。
但し、日中の活動もがんばり過ぎないこと。疲れ切ってしまうことのないようにほどほどに。又、夕食後7〜8時のあまり早い時間に眠ってしまうと、ぐっすり寝つき3〜4時に目覚めてしまいます。早起きは三文の得ですが、暗い時間に目覚めるのが嫌な場合は起きたい時刻から7時間程度逆算して床については如何でしょうか。
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